入院日数について【2】

入院日数について【1】」の続きです。

入院保険(医療保険)の加入を検討する時には
「入院日額」だけでなく、「1入院の支払い限度日数」なども大切なポイントとなります。

以下では、
その「1入院の支払い限度日数」などについて書いていきたいと思います。

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入院日数の考え方

では 実際に入院日数がどのようにカウントされるのか、
例題を上げて考えてみようと思います。

【例題1】

「1入院の支払い限度日数が60日」の入院保険に加入したAさんが、
肺ガンで40日間入院をして、退院。
退院の2ヶ月後に体調が悪化してしまい、30日間の再入院となりました。

では、この場合何日分の入院給付金が支払われるのでしょうか?

→答えは、60日分です。

1回目の入院と2回目の入院を足すと70日間の入院となるのですが、
同じ病気による入院ですので、
最初の入院の退院日から180日以上経過していないと1入院とみなされます。

この事例では
再入院までの期間が2ヶ月間となっていますので 180日には満たず
1回目の入院と2回目の入院を合わせて、1入院とみなされます。

ですので、
1入院の支払い限度日数の60日分の入院給付金が支払われます。

【例題2】

「1入院の支払い限度日数が60日」の入院保険に加入したBさんが、
肺ガンで40日間入院をして、退院。
退院の2ヶ月後に交通事故に合ってしまい、30日間の入院となりました。

では、この場合何日分の入院給付金が支払われるのでしょうか?

→答えは、70日分です。

最初の入院の退院日から180日以上経過していない状況での
2回目の入院となりますが、

この事例では
入院の原因が関連性のない、別の原因となりますので
それぞれ別の入院としてカウントされます。

ですので
それぞれの入院日数である40日分と30日分、
合計70日分の入院給付金が支払われます。

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入院給付金の「通算日数」について

入院給付金には、「1入院の支払い限度日数」だけでなく
「通算日数」というのも影響してきますので、一応記しておきます。

これも入院保険のパンフレットなどに
小さめの文字で書いてあるかと思うのですが、

例えば
『通算1,095日までの入院を保障します』と書いてあったりします。

全ての保険会社の入院保険をチェックした訳ではないのですが、
私が入院保険の検討中に調べていた時には
だいたい通算700日〜1,095日位の入院保険が多かったように思います。

「1入院の支払い限度日数」の存在を考えますと、
なかなかこの通算日数を超える入院をすることはないかと思いますが

「1入院の支払い限度日数」を長い日数で契約した方ですと、
通算日数が影響しないとも限りませんので
念のため 通算日数についてもご紹介させていただきました。

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入院日数に思うこと

※以下は、私が思うことを好き勝手に書いています。
あくまでも個人的な意見ですので、読み飛ばして下さってもOKです。

「1入院の支払い限度日数」が無制限で
安い保険料の終身医療保険があるのなら私も加入したいですが、

入院日数(「1入院の支払い限度日数」)が多ければ
その分 月々の保険料も多くなってしまいますので、そうはいきません。

入院日数と保険料のバランスを考えてみると、
手頃な保険料の場合は入院日数が60日の場合が多く、
ちょっと頑張ってみると入院日数が120日になるのかな・・・・という印象が私にはあります。

入院保険のパンフレットやテレビCMを見ていると、

『数日間だけの短期入院でも
入院初日から しっかりサポートします・・・・・・』や

『日帰り入院でも保障します・・・・・』などのアピールに注目してしまうかもしれませんが、

それだけが入院保険の大切なポイントだとは私は思えません。

医学の進歩により
日帰り手術や短期入院となる病気が増えたとは思いますが、

実際に入院して一番困るのは
長期入院や入退院の繰り返しとなった時なのではないかと思います。
(「平均入院日数について」のページも参考にしてみて下さい。)

日帰りや短期の入院であれば、
それこそ入院保険に加入していなかったとしても、
貯蓄で何とかできてしまうのではないかな・・・・とも私は思ってしまいます。

万が一に備えるための入院保険であるのならば、
『日帰り入院でも保障・・・・・』のような目をひくフレーズばかりに注目していないで

小さな文字で書いてあるような
「1入院の支払い限度日数」などにこそ着目して、

長期入院や入退院の繰り返しとなってしまうような病気には
どのように備えようかと考えてみた方が
良いのではないのかと感じてしまいます。

・・・だからと言って私は
「1入院の支払い限度日数」が長い入院保険を勧めている訳でもありません。

「1入院の支払い限度日数」が長いと
保険料も高額となってしまい、逆に負担となってしまう可能性もありますし、

30日の入院日数で十分だった・・・というような病気だけで
一生涯を送る可能性もあります。

それに、現在の日本の健康保険には
高額療養費」という制度もあります。

ですので、それぞれの人が どの位の入院日数の入院保険が
自分にとってはベストなのかを考えていただけたら と私は思います。

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